本の万引き、年間40億円…小学生も犯行、とがめぬ親も

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こりゃ驚いた。

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ウェブ記事

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080424-OYT1T00483.htm


あと、この記事は先日の読売新聞の一面トップにも載っていた。



それにしても年間40億円も書店から本が盗まれてるとは凄い額だ。

これは本屋一軒当たりにすると120万円くらいになるそうだ。

だいたい1人・千円位の本を盗むとして、年間のべ・1200人が盗んでいることに。

う~ん。なんとか防止できないかな…。


こういう悪さをする輩(やから)が多いから、文庫本とかが高くなっちゃってるのかもしれない。

なんとなれば、万引きされることを想定して「それを織り込んで」値付けをしている、

とも言いうるからだ。

つまり、悪人どもの分を、健全な人達が補填(ほてん)してやっているということになる。




でも、たしかに盗み易い構造になってる本屋が最近多いとは思う。


昔ながらの、「出入り口にドアがあって、そこにドーンと番台(レジ)がある」。

こういう構造だとちょっと盗みにくいだろう。

しかしそんな「万引きしにくい」店舗は、小規模店だけだ。


大規模店なんか、「客が入店し易い」ことを追い求めるあまり、開放的になりすぎてる。

ほんとにオープンだ。

これはつまり、「出易い」ことをも意味している。すなわち「万引きし易い」ということだ。



この大規模店のオープンな構造は、いわゆる「費用対効果」の点からはじき出されているようだ。

つまり、「盗まれたっていいじゃん、人がたくさん入って、買ってくれれば」なのである。

(ちなみに、費用対効果、という発想は人間の倫理感を無視している概念である)


このような費用対効果の点から、万引きを防止すべく、図書館やツタヤのような

「退出時にゲートをくぐらせるシステム」を導入することは難しいだろう。


となってくると、ハード面から万引きを防止する方法はない。

地道に「万引きは犯罪です」という啓発キャンペーンを張るしかないことになる。

これは、図々しくて・厚かましい・万引き野郎ども、にはそもそも効果がない。


したがって、打つ手がない、というのが結論だ。





【 まとめ 】

万引きの多発は、昨今の本屋の「オープンな店舗の造り」が問題。


したがって防止策としては。

(被害のほとんどはここからだから)、「オープン構造の店舗」・「大規模店」を閉鎖する。


そして、高額本や漫画本は、アマゾンのようなブック配送システムだけにする。

雑誌などは、駅の売店販売だけにする。



なお、「昔ながらの構造を持つ、小規模店」のみ従来の方式で存続させる。



以上の対策で、年間被害額は1/100にはなるだろう。

本当に万引きを減少・解消させたいなら、これしか方法はないと思うがいかがだろうか。