地デジ対策。
我が家では「電波は入る」のは、確認済みなんですけど。
アンテナを屋外に設置するのではなく、なんとか「室内に」設置して受信できないかな、
と考えてました。
室内設置ですめば、設営工事費を大幅にカットして安上がりに地デジ対応できますからね♪
でも実際、地デジ用の室内アンテナ買って、チューナー買って、「さあ見よう」と思ったら
室内アンテナじゃ受信できなかった!!!!…なんてことになったら目も当てられない。
だから、ちょっと手をこまねいていたんです。
う~ん、なんとかいい方法ないかな、と。
そうしたら。
いい方法がありました。
ここで、地デジキットを無料で貸出してくれるんですと。
ありがたや。
で、申し込みますと、五日ほどでキットが届きました。
早速、組み立てて受信を試みる。
しかし、地デジの電波って結構シビアですね。
各種webサイトを検索するに、BS波より簡単に受信できる、とありますが、
なかなか受信できません。
室外に出すと映るんですが、その角度で室内に持ってくるとアウト。
…どうやら我が家は、室内での受信は「不可」のようです。
まあ、それが分かっただけでもありがたいことでした。
さてそれにしても、今回の件で思ったのは、
地デジ化で「税金が恐ろしく使われているなあ」ということ。
だって、今回のキットだって「完全無料」で使用できる。
このために総務省は、全国の庶民のために「地デジキット一式」を、
いったい何機、買ったのか?
多分、2000セットは用意したでしょう。
しかも、送料までも全額負担してもらえる。
片道1060円だから…、
一つの家庭にキットを送ると往復で、2120円も負担して下さってる。
税金で。
さらに、問い合わせ対応の係員のネエさんとかも配置する。
いったい何人女性を揃えたのか?
ちなみに、今回の地デジ化で、NHKのハイビジョンは姿を消す公算が高い。
いったいハイビジョンは何だったんだ?
ハイビジョンに当初の構想から約30年もかけ、
NHKだけで合計290億円、
メーカーも合わせて8,000億円から1兆円とも言われる巨額の研究開発費が
アナログ方式のハイビジョンには注ぎ込まれた。
にもかかわらず、これらがすべて無駄に終わることになる。
そう「ハイビジョン政策は失敗だった」ということだ。
しかし、この点については、誰もツッコミをいれない。
受信料返してくれっ!と言いたいです。
尖閣 衝突流出ビデオなんて、
こう言っちゃなんだけど、
この無駄遣いに比べたらどうでもいいことのように思いますけどねえ。
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