47知事、暫定税率維持で一致=道路整備などへの影響懸念

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みなさん「利権顔」ですか。

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道路特定財源暫定税率について、47都道府県知事が全員、
「維持」を求めていることが2日、時事通信の調査で分かった。』
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080202-00000068-jij-pol



私は不思議だった。

なぜ数十年も「暫定・税率」のままにしているのか?

さっさと「本・税率」にすればいいのに、と。



この謎に対する答えは最近判明した。

それは、「暫定」のままだと、使い勝手がいいから、なのだそうだ。



簡単に言うと、通常の方法で入手した税金より

「暫定」で得た税金は、行政側が「好き勝手に」使いやすいのだ。

それは、おおむね議会のコントロール(監視)手続が不要になるからだ。


なるほど。

そんなんなら、知事は「暫定・税率維持」を求めるよなあ。

だって行政のトップとして、いわば「思うがままに使える税金枠」なんだから。



そんな「思うがまま予算」なら、土建族は食いつくだろうなあ。

ウハウハに使ったって『おとがめなし』のお金なんだから。


しかも土建族は、「自分達はいいことしてる」と思ってる確信犯だから、
始末におえない。

そりゃ悪いことじゃないでしょうよ。

でも、他の必要性ある事項と比較してみなきゃダメなはずだろう。


たとえば、道路作って喜ばれる反面、お金がなくて飢え死にしてる人がいる
としたらどうだろう。

道路、道路、とは言っていられない筈だろう。




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ところで、


特定財源の維持。


こいつは、商売人の皆さんは、困るだろう。


なぜなら、

「特定」性を維持していると、

上記のように行政の「思うがままになる予算」は道路関係にしか使われない。

そうすると必然的に自分達(商売人)に回ってくる分が減ってくるからだ。



これは特定性維持の撤廃を求めたくなろう。




したがって、今国会の争いは、


★特定か?、に関しては、

土建屋」 VS 「商売人」。


暫定税率維持か?、に関しては、

「庶民」 VS 「土建屋・(庶民から遠い)商売人」




そういうことなのだろう。

民主党は、土建屋と商売人と、両方の面倒を見なけりゃならない。

歯切れが悪くなるのも当然だろう。



私は庶民だから、

「特定か、一般か?」→ 興味なし

「税率維持か、撤廃か?」→ 撤廃して、税率下げて! 

、、派です。









参照記事

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E8%B7%AF%E7%89%B9%E5%AE%9A%E8%B2%A1%E6%BA%90%E5%88%B6%E5%BA%A6


画像

http://bsearch.goo.ne.jp/image.php?CC=1&MT=%C6%BB%CF%A9&PT=web&from=web

(地方にドライブに行って、よくこんなところに道路を作ったなあ、と
感動することは確かにある。そんな時、建設に携わった人々に感謝したくなる)