<中国>大型車の消費税を9月から引き上げ

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これが「正しい消費税」だ。日本も見習うべき。

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中国財政省は13日、排気量3000CCを超える大型車の消費税を
9月1日から引き上げると発表した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080813-00000113-mai-bus_all

http://news.goo.ne.jp/article/reuters/business/JAPAN-332369.html



新税率は、

★3000~4000ccがこれまでの15%から25%に。
 4000cc超は20%から40%にそれぞれ引き上げられる。

★一方、「1000cc以下の小型車の税率は『従来の3%から1%に引き下げ』となる。


、、とのこと。


本来、消費税は、高額な商品に付加価値税(重い税率)をかける運用とセットで

議論されるべきものだ。

それなのに、わが日本では全くそういう運用になっていない。



我が国では。

財源確保のために、消費税率を「一律、上げるしか財源がない」という、

短絡的で・おばかさんな論議が、公然とまかり通っている。


何で?

何で、高額な商品に重い税率をかける、という発想がないんだろう?

立派な財源になるのに…。不思議だ。

繰り返すが、本当に不思議だ。




例えば…。

GTR(777万円)を、現金でホイと買える人と。

マーチ・コレット(99万円)を、ローンで買う人と。

消費税率が同じ、てのはおかしいでしょう?


★現行の5%一律税率なら、GTRからは 38万円、税がとれる。

             マーチからは 5万円、税がとれる。

   (*゜ー゜)b あわせて、43万円だ。




★ここで、GTRに10%の消費税をかけて、

マーチに1%の消費税をかける、という中国流・税体系にする、、と。

             GTRからは 77万円、税がとれる。

             マーチからは 1万円、税がとれる。

   (*゜ー゜)b あわせて、78万円だ。




どうです?

財源が確保できるでしょう? これこそが、実質的平等の税体系なのだ。


しかも、お金持ちはGTRが欲しければ、絶対、お金を払う。

(庶民は我慢するが)


お金持ちは、かえってたくさん払った、というプライオリティを抱くのでは。



以上から、我が国の消費税に関する現状の法体系、論議、運用は

明らかに不健全で、いびつだ。

でたらめ、とさえ言える。





中国は様々な点で、マイナス・イメージが報道されているが、

どっこい。

税の徴収に関しては、日本より「はるかに健全」なのが、今回の記事で分かった。