------------------------------
ネコも杓子も、ハイブリッドか。
------------------------------
プジョーは10月2日に開幕するパリ国際自動車ショー(パリショー)において、
新世代ハイブリッド車のコンセプトカーである“PROLOGUE...”を初公開する。
http://www.hobidas.com/auto/newcar/article/89738.html
http://www.carview.co.jp/news/0/81066/
最近出てくるコンセプトカー。
どれも、これも、ハイブリッドカー(HV)ばかりで、つまらないったらありゃしない。
まあ、トヨタやホンダがHVを出すのはいいだろう。
しかしそれ以外のメーカーが、平気な顔をしてショウに出展し、
何食わぬ顔をしてHVを発売するのは、、
「あんたら資格があるのか?」と突っ込みを入れたくなる。
特に、欧州勢のメーカーが問題だ。
だって、初代トヨタ・プリウスが1997年に発売された時、
彼らはなんと言ったか?
ジャパンオリジナルのHV技術に対し「HVは子供の遊びだ」と言い放っていた。
そして将来性ある技術は「ディーゼルだけ」と言っていた。
この見解は、VWアウディ・ベンツ・BMW、すべて一致していた。
そう。
欧州メーカーはHVを嘲笑って(あざわらって)いたのだ。
これは「本当の話」だ。
BMWなどは。
『我々はサラブレッドだから、ハイブリッドには興味はない』と、
きっぱり公言していたほどだ。
ここまでコケにしていたんですよ?みなさん。
それが、欧州でディーゼルが普及した結果。
①空気が明らかに悪くなってきた。
②軽油の値段がガソリンよりも高くなってしまった。
③ディーゼルの排出ガスを清浄化する触媒の欠点が判明した。
こういった経緯から、2005年になり、欧州勢は方向転換を図る。
BMW・ベンツ・GMとで「HV」の技術開発提携を始める。
アレほどまでにコケおろしたHVに手を染め始めたわけだ。
他のビッグメーカーもだいたい同じ経緯でHV研究をこの時期から始めている。
(日産のように技術をトヨタから買ったところもある)
というわけでその成果が今年あたりから徐々に現れ始めて、
ショーでHVのオンパレード、といった具合になってるわけだ。
無論ここのところの原油高も強力に後押ししているのは言うまでもないが。
ここで問題なのは、上記「欧州勢」だ。
とくにBMW。
このHVは「自らの力で開発したオリジナルだ」と言い放っている点だ。
なんて傲慢なのだろうか。
まあ、他の白人主導のメーカーは同じ思いだろう。
「HVは我々が作った」と。
そこには、「世界初」の量産ハイブリッドカー、初代トヨタ・プリウスに対する
リスペクトが「全くない」。
白人達というのは、歴史を改変するクセがある。
自らの都合のいいように。
おそらく半世紀後の、白人向けの教科書には。
「BMWグループがHVを開発した」との記載がなされているだろう。
白人技術者の写真とともに。
bmwのHV。
トヨタのものとは全く違う、と言い放つ↓
http://www.carview.co.jp/tms/2007/take_car/bmw_x6activehybrid/
http://www.carview.co.jp/news/0/65876/