★ランディジョンソン氏のサイン

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其の一でのペイジ氏との遭遇から半年、2003年11月某日の事です。

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【特別編】  其の二


ランディジョンソン氏のサイン


其の一でのペイジ氏との遭遇から半年、2003年11月某日の事です。
この頃はまだブート熱も高かったので頻繁に西新宿に来ておりました。
その日も13時頃、西新宿の某BFを訪れたのですが閑散とした店内に
一際目を引く巨人がいたのです。
普段、身長2mを超える人間など、まず見ないですから・・。

なんと、メジャーリーガーのランディジョンソンでした。
氏はブートマニアとしても有名で、以前TVで自宅が紹介された際に
背後の棚に某日本製有名ブートが映っていたと言う逸話がある人物です。
当時はダイヤモンドバックス所属でしたが、2年後にヤンキースに移籍して
松井と同僚になったので、その頃の記憶がある方も多いかもしれません。
又、イチロー以前にマリナーズで背番号51を付けていた人物としても有名です。

この千載一遇の機会に遭遇し、さてどうするかと考えました。
サインを貰おうにも肩に鞄を背負っただけで、メモ用紙すらありません・・。
少し考えた挙句、私は小滝橋通り沿いに本屋があったのを思い出し
そこに駆け込んで色紙とペンを買って戻りました。

店に戻ったところ、氏はまだCDを物色していたのですが、問題はここからで
サインを何と言って頼めばいいのかということです。
バカの一つ覚えで、サイン=autographと言うことは知ってましたが
どういう一文で言えばいいのかがとっさに分かりません。
受験英語から10数年、錆付いてる脳をフル回転させて考え付いたのは
「SORRY、YOUR AUTOGRAPH PLEASE」と言う稚拙なものでしたが
「AUTOGRAPH!AUTOGRAPH!」とガキの如く連呼するよりはマシだろうと
2mを超える巨人を見上げ、色紙とペンを出して恐る恐る言ってみました。

一瞬、険しい目で一瞥されてビビリましたが、幸いにも無言でサインしてくれたので
「サンキュー」と言って逃げるように店を出て、そのまま一直線に帰ってきました笑
帰りの電車で冷静になってみると、買い物を終えて店から出てきたところで
頼むのがマナーだったと気付いたのですが、そこまで考える余裕が無かったです。

そして家に帰って氏に付いて調べてみたら、何とメジャーリーガーのなかでも
サイン嫌いで有名な人らしいではありませんか・・。
つくづく無知と言うのは怖いもの知らずだな、と肝を冷やした次第です笑
まあ、でも拒否もせずサインしてくれたのはブート仲間、同好の士と
思ってくれたんだろう・・と無理矢理丸く収めることにしたのでした。

このように決死の思いで貰ったサインですが、特に氏のファンでもないので
棚に飾ってあるペイジ御大のサインとは対照的に部屋の隅に放ってありました。
放置しておくのも勿体無いし「BLUES EXPLORER」の購入資金にでもしたいので
どなたか高値で買ってくれる方おりましたら、御連絡お待ちしています笑。

昨日、恐ろしくタイムリーな記事がありました。
ジョンソン氏、日本ではサインしてくれるようですね。
http://www.sanspo.com/mlb/news/090121/mld0901211231000-n1.htm




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