ダイハード5、ストーリーがひどすぎないか?


見る前は、ほんの少し、楽しみにしていたのだが、、

じっさい見たら、客を舐めてるんじゃないか?という位の稚拙なストーリーにガッカリした。


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もう、ボーゼンとしてしまったのは、ロシアのチェルノブイリでのシーン。

なんと今回のダイハードは、例のチェルノブイリが最後の舞台となる。

ここで、敵(悪党達)は当然、堅牢な防護服をつけて、中に入っていく。

し・か・し、主人公達は「素のまま」潜入する!


さらにボーゼンとしてしまうのは、敵は「放射能除去剤」のようなものを持っていて、

それを使ったら、チェルノブイリ内の放射性物質がゼロになってしまうのだ。

なんなんだその設定は?


さらに!

放射性物質貯蔵タンクとかが置いてある大きな倉庫内で、ドンパチやったり、

その施設内でヘリが落下したり、炎上したりする。


しかも!

最後に、放射性物質を貯蔵していたような水のたまったプールに、

主人公とその息子が、ドッボーンと落下するシーンがある。

汚染物質プールに飛び込み、顔から足元まで全身に汚染物質の水を浴びるわけだ。

それなのに、そのプールから這い上がってきて何事もなく「ハッピーエンド」。

これはないでしょう。


そうはいっても、なかなか面白い着眼点もあった。

「主人公とその息子」VS.「敵のボスとその娘」。

この対比をメインに、もっと丁寧に、深みのある脚本を作っていったら、

案外いいストーリーになったのかも。


あらゆる点で、残念な映画でした。