https://news.yahoo.co.jp/pickup/6319832
ゴーンさんのビデオメッセージが公開された。
この行動は、
公判が始まって犯罪実体の内容で争っても
「勝てないだろう」と踏んだことを意味している。
負けを認めたわけだ。
それなら、身柄拘束の違法性で、
... つまり手続きに過ちがあったことで無罪を勝ち取ろうと。
弁護側が方針転換したのかもしれない。
ではメッセージの宛先は誰なのか?
もはや大方の日本人は、正々堂々と裁判を受ければいいのに、と
思ってる。
日本人はこういったパフォーマンスが嫌いなのだ。
すでに興味がなくなってる。
では誰向け?
そう、これは海外の欧米に向けたメッセージだ。
海外からの圧力があれば日本の検察をコントロールできるだろうという、
抜け目がなく貪欲なパフォーマンスに他ならない。
公正な裁判をモトメルというなら、
裁判でメッセージを発すればいいだけのこと。
おそらくこのビデオメッセージの発表は、ゴーンさんの嫌疑を深めた効果しかない。
仮に他の効果があるとすれば
今後、裁判において出廷するであろう証人に対する、
「威迫」か。
そうなってくると、この弁護人も証人威迫の片棒を担いだことになりかねないだろう。
僕はショーなどで見るゴーンさんのスピーチの力強さや、
キリッとした顔立ちが好きだったのだが、
今回のビデオメッセージは寂しく、虚しくなるものだった。