イヤホンの悲劇…電車進入に気付かず接触、院生が死亡 JR東中野駅

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ほんとに、イヤホンの悲劇?

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こちらの記事は、

ヘッドホンステレオの音をデカくしていたから、
電車の進入に気付かず被害にあった、という論調です。


そんなバカな。


たとえば、「耳の不自由な方」が同じ事故にあったとしたら、
こんな論調にならず、

・JRの当該運転手はホームの端を歩く人に気付かなかったのか、

とか

・駅の安全管理はどうなっている、

などと矛先が変わっていたでしょう。



それを考えると、こちらの被害者の大学院生はかわいそうです。


ほんとに音量がデカかったのでしょうか?

接触した弾みで音量ノブがMAXに動いたとかの可能性は
ないのでしょうか。


仮に、デカい音で聞いていたにしても。

・向かいから歩いてくる人を避けようとして、線路側に
 少し体がはみ出てしまった、とか、、

・傘などの荷物が、多少線路側にはみ出ていた、、等。

このような事情が他にあって、それと相まって事故が生じたのは、
絶対に間違いないところだと考えられます。


それなのに、

あたかも音量をデカくしていたことのみによって被害にあった、
と短絡的に結び付けている点は、かなり強引です。


この新聞記者は、

日頃、車内でデカい音量でヘッドホンステレオ等を聞くような
周囲に迷惑をかけている輩(やから)に不満があったのでしょう。

それがこの記事にうっかり結実してしまったようです。


その証拠に、この産経新聞の記事以外のメディアとは
扱いがかなり違うのに気付くでしょう。


参照記事
 ↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071206-00000904-san-soci


読売新聞と比べてみてください。
 ↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071205-00000516-yom-soci






画像参照
 ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E3%83%BB%E7%B7%8F%E6%AD%A6%E7%B7%A9%E8%A1%8C%E7%B7%9A