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◇肉体の悪魔 / ラディゲ
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光文社の古典新訳文庫です。
話自体は第一次大戦時のフランスで15歳の少年が夫が出征中の
19歳の人妻と不倫して妊娠させるという実に下らないものです。
非常に読み易い訳で登場人物も少なく、しかも薄いのですぐに読み終わります。
余り長いと途中で嫌気がして放棄してしまうので、これくらいの短さはいいですね。
読んで特に感銘を受けるとか達成感がある訳でも無いですし、フランス伝統的な
恋愛心理小説として気軽に読めばいいでしょう笑
【購入満足度】
★★★★ 手軽なフランス文学として良かったです
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