"きょうも、いいネコに出会えた"

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いい本に出会えた。

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『夢想家T氏』のブックレビューとかぶってしまいますが、、



なかなかセンスのいい本に、きょう、出会いました。


それは、


「きょうも、いいネコに出会えた 」(新潮文庫) 岩合 光昭   2006/3

¥ 660 (税込)、です。


いやあ、いいですよコレ。


ネコの写真がふんだんに載っているのですが、

よくぞこんな写真取れたなあ…てのが沢山載ってるのですよ。


人間と違って、

「はいポーズとって」 とか、

「そこを歩いて、そうそう、いいねえ~」なんて言っても通じない。

だから、いい絵を撮るのはネコの都合しだい。ジッと待つしかない。


しかも、ネコって獣の中でも特に、気まぐれでしょ?


もう、大変な根気がいる作業だったと思うのです。


それだけでも読む(買う)価値あり。




そして、さらにすごいのが、ただ「カワイイ~♪」的なネコ写真じゃなくて、

含蓄があるというか、哲学を感じるというか、奥が深いというか。

つまり、どの写真も渋いのですよ。

その点が、とても気に入りました。



また、併せて載ってる文章もいい。

手短だけど、ドスンと心に響く。

なんとなく仏教の経典を生で聞いてるような感じ、というか。


ああ、いい本に出会えた。




オススメ度… ☆☆☆ (星三つが満点)





実は、私はケモノはあまり好きでなくて。

臭いし、

うるさいし、

じゃまっけだし。

(飼えばエサ代もどーんとかかるし)



しかし、この本見てたら、道行くネコのしぐさとかが気になってきました。



下の画像は、コチラの管理人さんのモノ。
ここのサイトは掲載写真が美しいです。お気に入りです。

http://yuenchi.exblog.jp/