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大したものだ。が…。
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2008年2月の新型「クラウン」発売から遅れること3ヵ月、
ハイブリッドモデルがラインナップに加わった。
http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/i0000019168.html
3.5リッターV6エンジンを積んで、燃費15.8km/リッター。
これは、大したものだと思う。
しかし、素人考えだが、
「なぜ、2.5リッターエンジンに搭載しないの?」
と言いたい。
クラウンクラスを求めるユーザー層のステイタス感を考慮しつつ、
燃費と価格との兼ね合いを考えれば「2.5リットル+ハイブリ」で十分だろう。
(私は、1リッターエンジン+ハイブリッド、でも良かったと思うが)
しかも、3.5リッターエンジンで、車重=1850kg。
重い!
2.5リッターならエンジン本体が軽くなるのは当然のこと、併せて、
タイヤ・ブレーキなどなどの減量が可能となるので、150キロは軽く出来るはず。
そうすれば、燃費はもっとよくなっただろう。
さらに、値段が高すぎる。
637万6900円出すなら、クラウンを買う人はあまりいないだろう。
クラウンの購買層は、「本当の」お金持ちではない。
600万円以上を払う人はクラウン自体に興味を示さないはずだ。
なぜなら、ブランドとしての価値が「600万円超」のものではないからである。
トヨタもその辺のところはわかっているに違いない。
以上から、トヨタはこの車をあまり売ろうとはしていない、ことが分かる。
このあたりに、ホンダなどの他社が付け込む隙があると思うがいかがだろうか。
ところで、トヨタの取締役の平均報酬額は1億2200万円だという。
↓
http://response.jp/GIGAINDEX/recent/281.html
こんなウハウハの状況なら、庶民のギリギリ感覚は決して分からないだろう。
開発するに際して、クラウンハイブリッドのような脇の甘いところが出てくるのは、
やむを得ないのかな~と思った次第だ。