「レクサスの不振」は、なぜか?

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レクサスは、乗っていて「威張れない」から。

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7月ブランド別新車販売で、

「レクサスは前年同月比34.5%減の1788台と大幅マイナスだった」そうだ。

http://response.jp/issue/2008/0801/article112352_1.html



それにしても、なぜレクサスは不振なのか?

それは、乗っていて他人に威張れないから、に尽きるだろう。


とにかくレクサスは。

デザインにしても、車のポテンシャルにしても、広告にしても、

なんというか、図々しさが足りないのだ。


開業当初は「微笑むプレミアム」というキャッチだった。

このキャッチからして、そのことを如実に語っている。


高級外車は、とにかく生意気なくらい図々しさがある。

日本のお金持ちは、こういう図々しさを好む。

それは威張りたいからなのだ。


図々しさがないレクサス。

日本のお金持ちにセレクトされないのは当たり前である。



それじゃ、日本で売るのはどうしたらいいのか?

図々しさを身につければいいのか?


確かに、それにより顧客は一時的にグッと増えるだろう。

しかしそうするとガラの悪いヤクザまがいの顧客が増えるだけで、

健全な顧客が近寄りがたくなる。

これは個人的にやって欲しくない。



では、図々しさを身につけずに顧客を増やす方法はないか?


ある。


BMW1シリーズクラスのサイズの、「JS」を発売することだ。

日本の高級車は、バカでかいものばかりだ。

現行ではISが一番コンパクトだが、あれもデカい。


日本のお金持ちはコンパクトな高級車を待ち望んでいる。

レクサスの気品あるブランド力で、コンパクトセダンを発売する。

しかもハイブリッドで燃費を良いものとする。


こんな「JS」がもし発売されれば、間違いなくバカ売れするだろう。



こう考えていくと、ISがもっとコンパクトでハイブリ仕様。

こんなんで発売されていたら日本での販売不振は、なかったのかもしれない。



【 結論 】

「レクサスの販売不振は、ISの失敗に原因がある。」



なお最近トヨタ・レクサスの国内での不振が、メディアによって報じられている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080801-00000000-sh_mon-bus_all

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080729-00000024-rps-ind

https://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/3a9d26fe9d6102b3ce582f2f58b61b0a/