この写真の女性。
てっきり、ヤラセだと思っていた。
フトモモ。
髪の毛ツヤツヤ。
赤い長靴をキチンと揃えて。
被災地にミスマッチ。
ところが…。
(2011年3月13日撮影、同14日朝日新聞・朝刊1面掲載。
14日付け米ニューヨークタイムス紙1面、
15日付け仏ル・モンド紙1面、
14日付け米ワシントンポスト紙グラフ面などにも掲載され、世界中で涙を誘ったという。
がれきと化した街を徒歩で取材していると、橋の上で座り込む女性が涙を流していた。
失った大切なものを捜しているという。
方々を歩いてきたのだろうか。その姿は疲れ切っていた=3月13日午前10時57分
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と、判明する。
詳しい事情は、→コチラ。
なかなか、興味深い話だ。
ちょっと、経緯が微妙によく分からないので補足的に調べてみると、
まず、大地震があった。
収まったので、やれやれと、イトウさんは電池を買いに家を出て、外に出た。
そしたら「大津波が来るぞ」と、聞いて、高台に避難した。
で、イトウさん自身は幸い津波の害は逃れたものの、2日して家に戻ると、、
家のあたりが壊滅状態だった、という経緯らしい。
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つまり、この女性は、「本当に」泣いていたのだった。
ヤラセではなかった。