新型ベンツＳＬ・ＡＭＧは、「陸の王者」か？

六本木で、新型ベンツＳＬ、６３・ＡＭＧ、見れます。

今まで、メルセデスベンツのＳＬといえば、最強・最高・最美。

誰もが認める「究極のクルマ」の称号が、与えられていました。

その、ＡＭＧ仕様ときたら、まさしく「陸の王者」だったわけです。

今回の新型ＳＬは、どうでしょうか？

2013 Mercedes-Benz SL63 AMG　with Sim rock "The Buddha mind"

新型は見たところカッコイイのですが…、

｢王者としての風格」は、感じられませんでした。

この、もの足りなさを感じた要因の、最たる部分は、ヘッドライト。

ここの処理が、神経質すぎる！

最近のベンツデザインは、どうにも、「大胆不敵さ」が足りないと思います。

デザインに、"ダイナミックさ"が足りないのです。

アウディを横目で見て、ＢＭＷをｺｿｺｿ見て、…ウチもあんな感じでいっとく？、みたいな。

小憎たらしくて、怖くて、近寄れないくらいの存在感。

それこそ、ベンツ・デザインでしょう。

今回のＳＬ・ＡＭＧには、それがない。

ガッカリですな。

これを買うのに２０００万出すなら、ＳＬＳロードスターのほうがいいと思いました。

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【 SL 63 AMG 】

4633×1877×1300mm
ホイールベース＝2585mm

車両重量＝1845kg
駆動方式＝FR
エンジン＝
 5.5リッターV型8気筒DOHC・ツインターボ
 最高出力＝395kW（537ps）/5500rpm
 最大トルク＝800Nm（81.6kg-m）/2000-4500rpm
トランスミッション＝7速AT

車両本体価格＝1980万円
発売日：2012年3月18日