森の奥に、鎮座していて、ムード満点。
入る前から、ワクワクしてきます。
しかし。
実際に館内に入って、彼の美術品・塑像品を見てると…、
なんかイマイチ。
どれもこれも似たような色使い、トゲトゲしい作品ばかり。
飽きてきてしまうんです。
たしかに、インパクトはありますが、ハッキリ言って「美しさ」がないんですよね-。
というわけで、
美術家としての岡本太郎さんは、イマイチでつまらんと思いました。
しかし!
美術館では、いま、同時に企画展をやってまして。
ここで、岡本太郎の撮った写真を、かなりの数、見ることができます。
で、こちらの「写真」のほうは、か・な・り素晴らしいです。
もう、ロバート・キャパ顔負けのスマートさ!
そして、視点、アングルが素晴らしい。
なにより、美しい!これは、美術品ですよ。
というわけで、「フォトグラファー岡本太郎」のほうは、
間違いなく才能ある芸術家だよなあ…、と思いました。
行かれる予定があるかたは、
企画展の写真群に、ぜひ注目してみてくださいm(_ _)m