新型オーリスは、プジョーの味わい。

新型トヨタ オーリスに、試乗してきました。

無論、RS 6速マニュアル(6MT)を、チョイス!


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試乗していて、驚きました。

これは、「トヨタ」ではない。「プジョー」だ!



まず、マニュアルトランスミッション(MT)の具合が、いいっ!


R(リバース)に入れるとき、リングを上にあげて操作するタイプなんですが、

これはコストがかかっているMTの証拠です。


ざらつきがなく心地良く、ヌコっとした感じで決まる。

シフトストロークは長めですが、コレくらいの方がシフトミスがなく、

疲れないものです。


そして、クラッチを踏んだ感触・重さ、つながり方。

その一連の全てのテイストは、「プジョー」のMTそのもの!


もしかすると、次期プジョー208と共用MTなのか?なんて考えてしまいました。


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走りも、素晴らしい。

足回りの感触なんか、トヨタ車じゃないですよ、これは。

(細かいことは分かりませんが)

しっとりしていて、しっかりしている。


トヨタ車じゃなかったらナンだろう?

僕の乗っているVWとは違う。


そうだ。。これもやっぱりプジョー・テイスト。



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エンジンは、ハイブリッドではありません。

でも、それで良いと思います。


普通の1.8リッターエンジンなんですが、

ファイナルの関係からか、ピックアップがとてもいい。


普通のエンジンなのに、頼りがいがある。

1,270kgの車重にちょうどいい、パワー。


こういう適度なパワーって、

(繰り返しますが)、長く乗っていると疲れないものです。


最高出力106kW(144PS)/6200rpm。

JC08モード燃費は14.4km/L。

従来モードなら、17.2km/Lくらいかな。



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 あとは、デザイン。

これを受け入れられるなら、202万円で、外国車プジョー・テイストを

手に入れることができます。




おそらく、日本ではMTグレードは目に見えて売れないと思いますが、

買ったかたは、満足度が相当高いでしょう。

こういうクルマ作りをするトヨタ、そして開発スタッフの皆さんに、拍手を送りたいです。


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結論。


 最近のトヨタ、走りにもコストをかけているということが良~く分かりました。

オーリスRSは、「プジョー208の、先取りかも」。


新型オーリスRSインプレでした。