アウディ、11年ぶりクーペ デザイナーは日本人

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この程度で、満足なのか!?

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アウディジャパンは21日、4人乗り2ドアクーペの新型A5を発売した。

曲線美が際だつデザインは、ドイツのアウディデザインでシニアデザイナーを務める、
日本人の和田智さん(46)が担当。アウディとしては11年ぶりの本格クーペ復活だ。

税込み価格は695万円。



今朝の朝日新聞にも載っていた。

写真入りだ。しかも満足げな表情をしている(画像上)。


デザインというのは恐ろしい。

それを担当したデザイナーの「心の内」が、はからずとも露呈してしまうからだ。



品位ある人のデザインは、やはり、そこはかとなく気品がある仕上がりとなる。

歪んだ心の持ち主は、やはり、歪んだ感じのデザインをしてしまう。


で、今回のA5は一言でいうと「ガキっぽい」感じの仕上がりだ。

ガキっぽい、というと失礼かな。

経験不足の「坊や」、と言った方が良いかもしれない。

つまり、和田智さん(46)は、

いい年して、経験不足の「坊や」だった、ということが露見したわけだ。

おそろしい。。



それにしても、この車のエンジニアリングはかなり凄い。

http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/i0000018371.html

これほど凄いシステムを構築するのは、ものすごい努力と根性があったことだろう。


しかし、その上にかぶさっている衣(ボディ)が、こんな「坊やデザイン」では、

ゲルマンの骨太エンジニア達は泣けてくるだろう。




これまでのアウディデザインは、「世界遺産」といっていいくらいの価値物だった。

地球人として、宇宙人に誇れるもの、と言っていいくらいだった。

それは、破綻なく、真面目で、力強く、それでいて気品がある。

おそろしくそのバランスが絶妙だった。


それは、苦しみながら、悩みながら、工夫しながら、脈々と進化させてきたものだと分かる。


そんな世界遺産を、、

こんなわけ分からないデザイナーの気まぐれみたいなデザインで、

脈々と続いた改良・進化の歴史という流れを断ち切らせていいのだろうか?

それくらい今度のA5は、残念な出来映えに感じられるのである。



和田智さん(46)は、どうやらBMWデザインがお好きなようだ。

それは、今回のA5を見れば分かる。

この方は、BMWから「シニアデザイナー待遇で来ない?」と誘われたら。

おそらく二つ返事で移籍するだろう。

つまり、そういうことだ。




デザイン評価… 星なし  (星三つが満点)



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参照記事

http://www.asahi.com/business/update/0221/TKY200802210328.html

http://response.jp/issue/2008/0222/article106001_1.html

http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/i0000018371.html