先日9/3ころ。
「メルセデス・ベンツSクラスに、ハイブリッドモデルが追加された!」
…という記事が、数々のメディアで掲載された。
何なんだろう、この騒ぎっっぷりは?
朝日新聞にまでデカデカと、紙面を割いて記事が載っていた。
なにをかくそう この今回のベンツ・ハイブリは。
残念ながら、10年前の技術である。
トヨタが '01年の11thクラウンで出した古臭い技術。
つまり、アイドリングストップ + α、程度の代物なのである。
こんな体たらくなテクノロジ-だってことは、自動車評論家だったら誰でも知ってるし、
しかし。
誰もツッコミを入れない。 |
皆さんこぞってベンツ偉い!やるじゃん!の、賞賛の嵐だけ♪
なぜだ?
どうしたんだろう?このライターは?
よく調べて、よく考えて、書いたのだろうか。
実はこの記事を読んで、ひとこと言いたくなったわけです。
ベンツ日本の目的は、「重量税、取得税の免税措置」狙いだけ。
それが証拠に350の『ロング』にしか設定がない。
将来的にも、ラインナップを増やす予定もない、と。
てことは、
←法人需要にしか目が向いてないんですよ?
この人たち。
この人たち。
ナメるのもたいがいにせい、と言いたいです。
以下は、自動車に興味がある方のみ、どうぞ♪
ところで。
ベンツの「本格派」ハイブリは、実はスタンバイしている。
2モード・ハイブリッドというヤツで、しかもモーター内にもギアがついているという。
これは、ベンツ、BMW、GMの共同開発で完成したユニットである。
このシステムは、モーターがエンジンのように変速機を持ち、
さらに高速域になると、一個のモーターが休止するシステムのようだ。
(モーターマガジン9月号 p.151)
とすると、トヨタのTHS-Ⅱよりも、かなり効率がいいと思われる。
しかも、彼ら外国勢はハイブリを使って、結構走りを楽しめるクルマを出してくる、
そんな気がする。
実はコチラの方が楽しみではありますね。
日本勢は、エコハイブリ 又は 超高級ハイブリ、しかない。
そんなこんなで来年以降、ハイブリ戦略で多少外国勢の巻き返しを食うかもしれない。