285万円 VS. 295万円。
中身は、両車とも「フィアット」製。
兄弟車なのだ。
つまり、アウディとVWの関係に近いと理解してよいのだろう。
◆エンジン
1.4リッター直4DOHCターボ。同じ。
(MiTo)155ps/5500r.p.m.、最大トルク20.5kg-m/5000r.p.m.
(500) 135ps/5500r.p.m.、最大トルク18.4kg-m/4500r.p.m.
◆大きさ
※ちなみに私のVWポロGTI
全長×全幅×全高=3915×1665×1465mm/ホイールベース=2470mm
/車重=1180kg
150ps/5800rpm、22.4kgm/1950-4500rpm)1.8リッターターボ
/価格=228万9000円
全長×全幅×全高=3915×1665×1465mm/ホイールベース=2470mm
/車重=1180kg
150ps/5800rpm、22.4kgm/1950-4500rpm)1.8リッターターボ
/価格=228万9000円
◆走り系のトピックス
(MiTo)17インチ・アルミ、6速マニュアルトランスミッション。
(500)16インチ鍛造アルミホイール、5速マニュアル 。
◆デザイン
(MiTo)
(500)
◆下村幸人の感想
・走りは、ほぼ互角な感じがする。
だから幅広のMiToの方が、総合的にみて早く走れるかもしれない。
そして、アバルト500の方はサーキット走りも視野に入れてるから
硬めな乗り心地なのは間違いない。
・デザインは、両車とも「素晴らしい」。ディモールト!
どちらも、所有したくなってしまう。
でも、どっちか選んで…といわれたら。。
500でしょうなあ。。
なぜなら、MiToの方は、8Cコンペティツィオーネというアルファの最高級スポーツカーの
「廉価版」、というイメージが見え隠れするからです。
内装は、500の方が好きです。
気軽に友達付き合いできるフレンドリィな感じが良いです。
(MiTo)
(500)
フィアットグループは頑張ったと思います。
とはいえ、300万円に近い価格は、若者には買えません。
しかも、両車ともマニュアル車しかない、という点。
(MiToは来年ATがでるとか)
これらを総合するに「おっさん」しか買わないでしょう。
まさに、アラフォーおやじ(40歳近辺のオヤジ)がメイン購買層になると。
でも。
このサイズ、このデザイン、このパワー。
自動車の根源的な魅力の全てが詰まっているクルマ達です。
それを「おっさんの楽しみ」だけに消化してしまうのは、もったいない。
若者のために、ぜひ、こういう『超・魅力的な』クルマを開放したい!
そう思いました。
そして、クルマを運転することの楽しさを知ってもらいたい。
さらに、「小粋なクルマ」を所有する「喜び」も、知ってもらいたい。
ですから、200万円前半のグレードを設定していただきたいものです。
それが、長い目で見て、若者の自動車離れを食い止める最善の策だと思うのですが。
いかがなものでしょうか?