ダンロップ ディレッツァDZ101 評価。

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ポロGTIとの相性は、イマイチでした。




装着後3ヶ月、約2000キロ乗りました。

ダンロップタイヤ・ディレッツァDZ101のレビューです。



1.タイヤの特徴は「柔らかい」。

メーカーではスポーツタイヤとして売ってますが、

コンフォート系に分類されてもおかしくない位です。

40扁平なのに、段差をいなす、しなやかさっぷり。


そのため、交差点で、(安全を確認した上で)

4速→2速にダウンし、90度に左折するシーンなどでは

グニャリとサイドがよれる感触があります。




2.タイヤの走行音(ロードノイズ)は「耳障り」。

サッカーの応援グッズ「ブブカ」みたいな音がする。

ゴォー…とかの勇ましい音ではなく、ワオワオワオワオワオ…みたいな感じ。

しかも結構な音量がする。

レッチリの音楽を流していても、ブブカ音が耳に届く。

これは気になるところ。


もしかして空気圧設定が間違っているのかと思って、ショップで測ってもらいましたが、

…適正値でしたw

そのショップの担当者(オジサン)もインプレッサで以前DZ101履いていたそうで、

「こういうタイヤパターンはそういう音になる」とのことでした。




3.グリップは「粘着」。

ドライ・コンディションでは、路面にネチッっとくっついているような感触です。

ガムテープの粘着面を上にしてタイヤ外周にはりつけてあるような。


これは、タイヤ全体で仕事をして路面に食いついている、というより

ベタベタした素材をタイヤ表皮に塗ったような感じです。

だから、転がり抵抗が大きいようです。


150馬力程度のパワー、1100キロの軽い車重では、粘着に負けてるのかもしれません。

実際、いつもの通勤路の下り坂でエンブレをかける際、以前なら3速に落とさないと

スピードが乗って怖い区間も、4速でもぜんぜん楽勝なくらいです。


ウエットでは、この粘着力が頼もしい味方になってくれます。

しかも、ウエットなのに粘着力が落ちないというのも凄いところ。




4.純正装着タイヤ、コンチネンタル・スポーツコンタクト2と比較して。


DZ101は、化学技術で「快適な乗り心地」と「スポーツ走行のグリップ」とを

バランスさせ、価格も抑えた意欲作といえそうです。


ただし、ポロGTIのキャラに合っているのは、間違いなくスポコン2です。

ポロの特徴は「剛性感」です。ちっこいくせに頼りになるタフさが売り。

この剛性感は「スポコン2があって完成する」といっても良いほどのマッチングでした。



もっとも、DZ101はダンロップタイヤの中堅どころ。小結みたいな番付。

スポコン2は、コンチネンタルタイヤでは横綱クラス。

同一に比較してはdz101が可哀想ですねw


コンチネンタルタイヤは、ネット上での評判は、ちょっと悪いようですが、

今回、はからずともコンチの実力の深さを思い知りました。


実は画像を見てお分かりになるとおり、かなりの「引っ張りタイヤ」になってます。。

そのうちコンチに履き替えようかと思ってます。