マツダ・ロードスターは、楽しいのか?



このたび、たっぷり二日間、乗ってきました。


イメージ 1

とにかく、車高が低いのにビックリします。

はじめて乗りこむ時、低すぎてビビリました(笑)

これこそ"スポーツカー"の証でしょう。



イメージ 2

リアからのスタイルは絶品ですね。

なんて美しいんでしょうか。。


スポーツカーとは「リアスタイルが、美しくなければならない」と、

英国人ジェレミー・クラークソンは言います。


彼も、ロードスターのリアスタイルに合格点をつけるでしょう。





イメージ 3

走り。

ロードスターは、走りが楽しい、と世間では言われてます

ですから もう、僕はドライブ前から乗るのを楽しみにしていたのですが…。



残念ながら、、

走りはあまり楽しくなかったです。



1.

理由は、6MTのギアボックスが「ガッチリしすぎている」こと。

剛性という点では良いのですが、競技用のシフトを操っているようで、

シフトの度に、心に、緊張感が生じてしまうのです。


だから、運転していてリラックスモードに、

いつまでたっても入れませんでした。


2.

もうひとつの理由は、「ペダル類の足元が狭いこと」、です。

僕は足がデカイので(28cm)、特に強くそう感じたのかもしれませんが、

何ていうのかせせこましくて、ストレスが溜まりました。



スポーツカーで着座位置が低いうえ、ボディサイズが小さいから、

この部分にシワ寄せがきて、狭くなるのはしょうがないのかもしれませんが、

最後まで気になるポイントでした。



3.

振動、ノイズが気になります。

助手席の人との会話もままならないほどです。


このエンジンは頑丈ですから、回しても大丈夫なのはわかるのですが、

3000回転をすぎると…

ボエーンという、こもった音量が倍増します。

で、それ以上回すのが、かわいそうになってしまいます。


あと、激しくコーナーを攻めると、車体がミシミシッといいだして、

それ以上せめるのが、かわいそうになってしまいます。


------------------------------


そんなわけで、クルマをいたわる心があると…、ノロノロ走らねばならない。

しかしノロノロ走っているだけでは、楽しめない。

そういうジレンマに陥るクルマ、といえましょう。




※なお、このクルマの後継車「現行型(NC)」は、

・6MT→ヌルッとした感触が加わり、素晴らしいタッチになってます。