…評価に迷うデザイン。
とりあえず、後方視界が悪そうだ。
ルノーのMTは、出来がとてもいい。
F1のフィードバックなのかもしれないが「世界一」かもしれない。
信頼感がある動きをする。
動きのフィーリングは、フランス車なのにヌルり系ではなく、カシッ系である。
しかし、インプレッサみたいにカチンカチンではなく適度に緩い。
クラッチの踏み込んだときの感触、レバーの位置など、
本当に出来がいいと思う。
おそらく日産のノウハウが入っているのではなかろうか?
ところで、ルノーはどうも日本で買うのは勇気がいる。
サービス体制に、かなり不安が残るからだ。しかもかなり割高だ。
クルマとしてはとても魅力的だが、サービスに不安があり、お値段高い。
で、素人さんは手が出しにくい…。
これが今の日本のルノー車の現状だ。
兄弟会社の日産が、堂々とルノーも併売してサービスの面倒を見てくれれば、
結構台数は稼げるのではないかと思われる。
残念なことである。
しかし、このメガーヌスポール。
仮に日本で売られると420万円くらいか?
とすると、このデザインではちょっと子供っぽくて売れないかもしれない。
なんとなれば、BMW130iとかが買えてしまう値段だからだ。
パフォーマンスはゴルフGTIあたりがライバルか?
比較すれば、ネームバリュー、コストパフォーマンスなどから
100人中、100人はGTIを選んでしまうだろう。
デザインの奇抜さからすると、今年の秋、発売されるシビックtypeRがライバルか?
しかし、シビックはホンダネットワークのサービスが受けられる。
この安心感はとても大きいだろう。
以上から、とても魅力的なクルマだが、日本では売られない可能性が高い。
かりに売られたとしても、左ハンドルのみ、だろう。
するとますます売れなくなる。
考えれば考えるほど「日本では立場が悪い」クルマ、となりそうだ。
残念ながら。。