シンプルだけど、センスの良さが光る。
The Police / Roxanne
この曲を聴いていると。
このトリオの一人ひとりの実力がすごいということが分かります。
ハイライトはやっぱり、サビでいきなりロック調に切り替わるところでしょう。
こういう変化は、今でこそ珍しくないですが、この当時は恐ろしく斬新だったと
思います。
スティング、若いな-。
それにしても、何度聞いてもいい曲ですね。
この曲は重ね録りではなく、ライブのようにして一発で録ったものらしいです。
ところで、イントロのところで、ヴォーカルのスティングが「ha ha ha」と笑う。
これはなぜか?
実は、5秒位のところで微妙なノイズが入っているでしょ?
これはレコーディングスタジオに置いてあったピアノの鍵盤に、
録音スタッフの誰かが誤って触れてしまった音なんだそうです。
それを見て、スティングが笑った、と。
で、そのままノイズと笑いを残して発売した、と。
そんなエピソードらしいですよ。
彼らの音楽に対するリラックス感と、大物っぷりを示すお話でした。