きょうは、あの、恐ろしい地震があった日。
あの時は怖かった。
あのあとも、不安で、不自由な日々が続いて、暗い気分になったよなあ。。
各メディアで、きょうは特集を組んでいた。
しかし、復興したとか、元気にやってるとか、明るい未来とか、そんなのばっかり。
なんかストーリー仕立ての、「お涙頂戴」の茶番ばかりで、脱力感を覚えた。
だって、現実は、ぜんぜんなっとらんのですよ?
除染作業、なんの根本対策になってないし、
復興計画、お金がない人たちは、結局、つらい思いをしているし。
その反面、東京都はオリンピック招致活動とか、やっている。
競技施設整備費だけでも、2,850億円から3,250億円かかるという。
あとは、株価があがって、もうかったもうかったとお金持ちがウキウキしてみたり。
昨年は、高級外車が売れまくってみたり。
なんなんだ?この金回りの違いは?
いったいどうしたんだ!?
これが僕たちの国の、いやらしい現実の姿なのではないか?
それなのに、どうして「お涙頂戴」の茶番ばかり、メディア達は、やりたがるのか。
いま必要なのは、お涙頂戴の茶番でなければ、
教科書に載ってるような、ありきたりの復興計画でもない。
大事なのは、復興のためにどうしたらいいのか、考えて考えて考えて考えること、
ではないのか?
そして、一部に集中しているお金を 復興のために、公正に配分すること、
ではないのか?
たとえば、オリンピックをやりたいなら、東京でやらなくたっていいじゃないか!?
東京都民の税金と、企業とやらが、集めに集めたお金を、全力で使って、
東北で開催すればいいんじゃないのか?
復興計画と合わせて、将来にわたってずっと使えるようなインフラ整備を、目的とする。
そんな「東北オリンピックを開催」!
例えばこれは、復興のための公正配分となるお金の使い方という、考えの一つ。
311にこそ、そういう姿勢をメディア達は示すべきではなかったのか?
その点、じつに残念な一日だったといわざるを得ない。