新型レクサス RX デビュー…ハリアー後継は日本でもレクサス店で扱うことに。

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おそらく、あまり売れないだろう。






売れないと思われる理由は。



◆第一に、デザインが良くない。

今のレクサス・デザインの方向性に引っ張られすぎていて、

ぎこちない。見ていて窮屈な感じがする。

言葉は悪いが「韓国のクルマ」のようだ。


RXのような、都会派SUVカテゴリは今やライバルがとても多い。

その中で、例えばBMW X5(または、X3)、などと比べてRXを積極的に選びたい、

という気持ちになるデザインだろうか?


この手の都会派SUVは「かっこよい」ことが何をおいても大切だ。

その点、ハリアーは初代も二代目も、本当にかっこよかった。

しかし、今回発表されたRXは。良心的な目で見ても、どうみても、

残念ながら「カッコイイ!とは言えない」だろう。



◆第二に、価格がドーンと高くなる。

現行ハリアーは、250万円から買えた。

しかしハリアー後継となるRXは、日本でもレクサスで扱うことになる以上、

現在一番安いISの399万円より大幅に安くするわけにはいかないから、

ベースグレードが400万円~、という程度の価格設定となるだろう。

とすると、

残念ながら「この値段で買う魅力はない」と判断する人が多いだろう。



◆第三に、デカすぎる。

ニッサンの新型ムラーノよりはましだが、このデカさは購入する顧客層を限定する。

この大きさまでになると、運転する喜びは、国内ではほとんどないだろう。

しかも、買い物とかに出かけるところも限定されるし、

それどころかそもそも自宅の車庫から出入りするのも億劫になるだろう。

残念ながら「この大きさでは購入するのはちょっと考えちゃうな」となるだろう。





先日IQの発表でエラそうなことをぶちまけていたメーカーが、翌日バカでかいRXを発表する。

こういう「企業としての統一感の無さ」が、本当にイヤになるところだ。







ところで、ボルボから「XC60」が近々出ます。

もし、RXを買うなら、こちらを見てからどうぞ。

所有欲を満たす、という目的なら100倍オススメです。

都会派SUVカテゴリでは内外装ともに、世界一いいデザインだと思います。