実物は、やはり高すぎ!VWシロッコ。

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2.0TSI、約450万円。。




これなら、同内容のシャシ、エンジンを備えるアウディTTが買えてしまう。

この値段を払ってまで、VWの2ドアクーペを買う人は少ないだろう。

しかもシロッコは、ゴルフGTIなんかと較べるとネームバリューが低い。


だからやはり、買う人はほとんどいないだろう。

私も、もし450万円、出せるなら。

TTを買ってしまうと思う。



とにかくこの価格設定は、問題だ。

で、良~く、、カタログを見ると。

車体本体が高いのではない。

オプション類が付きすぎているからこの価格となってしまっているのが、分かる。


・キセノンヘッドライト
・TV付き、HDDナビ
・パークディスタンスコントロール(バックする際センサーで障害物を知らせる)
・クルーズコントロール
・18インチタイヤ
・パワーシート(運転席・助手席)
・マルチファンクション機能付きハンドル
・VWプロケア(従来のサービスプラスとほぼ同様の、事前に点検費用を拠出するもの)

以上、概算で120万円位になるだろう。

つまりこれらを差し引いて、素のシロッコで売れば330万円で売れるのだ。


これなら、健全に税金を納めている大人でも買える。

これなら、走ることが好きな大人の射程範囲になりうるクーペとなるのだ。

(さらにDCCをオプション扱いとすれば、さらに-25万円か)



もっとも、カタログを見ると今回のシロッコは4色しか出ていない。

白、黒、青、緑(!)、だけなのである。


そう。

「銀」がないのだ。

これは欧州車にしては、大変珍しい。

だから、今後車種追加があるのではないか、と私は観測する。


その車種追加の際、「銀」「赤」のボデーカラーを加えるのだろう。

その時には廉価版が加わるのかもしれない。

それを待ちたい。



もっとも、マニュアルトランスミッション(MT)が加わる可能性がなければ、

MT好きの私(下村)としましては、買うことはありませんけれど。





というわけで、VWシロッコ特集、本稿でおしまいです。



【 結 論 】

★デザイン、素晴らしい。

★走り、素晴らしい。

★価格設定だけは、問題あり。

以上です。

読んでくださってありがとうございました。



最後に、VWディーラーの鴨志田さん。

今回も、いろいろ御世話になりました。でも、買わなくてごめんなさい(^^ゞ